満月珈琲店の星詠み
桜田千尋先生の描かれた素敵なカフェフードのイラストに、思わず買ってしまった大人の絵本。物語は望月麻衣先生著。
満月珈琲店のスタッフが、登場人物たちの星を詠んで人生指南をしてくれます。こんな素敵なカフェなら、一度行ってみたいです。
西暦元年から2000年間は魚座の時代で、二項対立の時代だった。どん底にいる人が努力をして幸せを勝ち取るみたいな、アメリカンドリーム、もしくはシンデレラ的な生き方が好まれた時代。
2001年から西暦4000年くらいは、水瓶座の時代になり、『個の時代』を迎えているそう。SNSのインフルエンサーなど、個人が発言力をもつのは水瓶座の時代の特徴なんですって。努力をして幸せを掴む生き方というよりは、そのままの自分らしさを見つけて幸せになれる時代みたい。
時代に合わない生き方をしていると、うまく行かなかったり、生きるのが辛くなったりするそう。
あと、学ばなければいけない時期にきちんと学んでいないと、補習を受けることになるんだって。
例えば。
①生まれてから7歳までは『月』の時代。感性や心を育てる時。
②8歳〜15歳は『水星』の時代。学校で社会を学ぶ時。
③16歳〜25歳は『金星』の時代。自分を飾ったり、恋をしたり、楽しみを見つけ出す時。
④25歳〜36歳は『太陽』の時代。自分の足で人生を歩み出す時。
⑤36歳〜45歳は『火星』の時代。ようやく能力を発揮できる時。
それぞれの惑星の時代に学ばなければならないことを学べないと、次の時代に補習しないといけないんだって。
この話を読んで、すごくドキッとした。私、人生で補習ばかり受けている気がする。家庭環境が複雑で、それぞれの惑星期で学べなかったこと、たくさんあるよ。
占星術の入門書としても最適な1冊です。
作者の望月麻衣先生は、西洋占星術に従って行動するようにしたら、作家の道が開けたんですって。今では、占星術の先生について本格的に学ばれているよう。私も、そういうの、あやかりたいなぁ。まずは占星術の方のブログやツイッターを読んでみることから始めようかな。